Last updated on 09-Dec-2001
文責:Kameno Tetsuya
つながる ひろがる アジアのねがい
おかげさまで2001年、第3回ゆめ観音アジアまつりは大盛況のうちに幕を閉じました。 感想、ご要望、その他メッセージはこちらから直送メールをください。 (出演者あてのメッセージは、各出演者にお送りいたします) |
2人のフォトグラファーによる「ゆめ観音スケッチ」
きゅうたみんさん+マリオさん |
2001年「ゆめ観音」 Date&Time 24-Nov-2001 2001年11月24日(土)
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TOPICS 湘南ビーチFMの番組にて紹介されました。 |
2001年度テレビ・ラジオ |
会場案内 気になる天気は? |
開催趣旨
大船観音は鎌倉市内にありながら、いわゆる観光地としての鎌倉エリアから外れた位置にあります。そのため、拝観者数は鎌倉駅周辺の寺社の10分の1にも満たない状況です。しかし、拝観者のうち6割は篤い観音信仰の方々であり、幾度となくお参りをされております。また、境内に掲げられた絵馬や参拝ノートには、アジア各国の文字が目立つことも特色です。そこには健康を祈る言葉のほか「経済的に苦しい」「愛情が欲しい」など様々な願いが書き記されています。
在日アジア諸国の人々は、それぞれの悩み、思い、願い事を胸に観音様へと参拝を重ねているのです。いわば日本で暮らすアジアの方々の心のよりどころとなっているといえます。そこで、観音信仰で結ばれたアジア各国ゆかりの僧侶をお招きし、それぞれの国の様式で平和の祈りをささげ、音楽や舞踊を催し、ひとときでも楽しい時間を過ごしていだく場を設けることが出来ないだろうかということで企画されたのが「ゆめ観音」でした。
大船観音寺境内の白衣観音像は、もともと観音思想の普及とともに世界の恒久平和を祈願して建立されたものです。また、境内には原爆の火が燈されています。平和の願いを日本からアジア各国へ、そして世界へと広げていきたい。「ゆめ観音」アジアまつりでは大船の街を見下ろす白衣観音像の前にステージを設け、観音様に向かって平和の祈りをささげ、また観音様に抱かれながら民族芸能を奉納します。また、境内では各国僧侶が身の上相談に応じ、民族相互の交流も図ります。
第3回ゆめ観音(2001年11月24日開催)出演者一覧
法要・舞台
時間・法要/出演・人数 |
プロフィール・内容 |
8:45〜 |
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9:15〜 |
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9:25〜 日本テーラワーダ仏教協会 2名 (平和祈願) |
スリランカ僧侶 アルボムッレ・スマナサーラ長老による法要、法話を行います。 |
9:55〜 台湾佛光山寺 25名 (平和祈願・民族舞踊) |
台湾佛光山寺東京別院の僧侶による、平和祈願法要、法話。 引き続き舞踊。 (1)飛天献舞 (観音樣の姿をまねて、観音の慈悲をほめたたえる) (2)豊年祭 (豊作への祈り)の2つの舞踊を行います。 |
10:25〜 在日本朝鮮民主女性同盟神港支部チャンゴクラブ 5名 |
在日本朝鮮女性同盟神港支部チャンゴクラブは、日本に在住する朝鮮女性のグループ。同胞の権利と次世代をになう子供達の擁護、近隣の日本の方々との共存、共生のために力を尽くすことを心がけ、日々活動しています。チャンゴに朝鮮民族の気持ちを込め日夜練習に励むオモニ(母)達のクラブです。当日は朝鮮・韓国の伝統芸能、プンムルの中から、チャンゴを身につけ踊りながら叩くソルチャンゴを舞台用にアレンジして披露します。 |
10:40〜 |
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11:10〜 在日本朝鮮人文芸同盟神奈川支部 8名 |
在日本朝鮮人文芸同盟神奈川支部舞踊部は、朝鮮の文化と舞踊の愛好家が集い、民族舞踊を研究し、楽しみながら活動しています。当日は、朝鮮の景勝地モラン峰(モランボン)の、ぼたんの花に例えられる美しい景色を扇であらわした民族舞踊を披露します。 |
11:25〜 |
日本の祭りの象徴、笛・大太鼓・小太鼓・すり鉦による合奏で、五人囃子とよばれる鎌倉囃子です。これに、おかめが加わった郷土芸能を披露します。演目は「おかめ」「狂い獅子」です。 |
11:55〜 |
「ココナッツダンス」:[米の収穫のあと][満月の日に]など。とても楽しい舞踊です。 |
12:25〜 |
アフガニスタン・ヤカオランの虐殺から生き延びた人々の、生の声を現状報告いたします。 |
12:40〜 カンチェン・ニェンダ 5名前後 (チベット音楽演奏) |
民族音楽者・坪野和子と音楽教育の星場麻里、クラシックギタリストの小川和隆、シンガーソングライター・福長雅夫、少年HipHopダンサー・名村義信によるアーティスト達が結成したユニット。不思議な懐かしさ漂うチベット音楽をお楽しみください。 1.プロローグ.〜即興 2.『タップダンスをおのぞみなら』ポタラ宮廷音楽 3.『リンズィン・ウォンモ』民謡(Love song) 4.『月と太陽』新民謡(タライラマとパンチェンラマ) 5.メンバー紹介 6.『草原情歌』アムド(青海)民謡 7.『白い岩山』(中央チベット音楽を大道芸で) 8.『私の心』(おなじみ日本の演歌・チベットバージョン) 9.『私のトンドゥッフィツェリン』チベットPops 10.エンディング |
引続き |
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13:30〜 |
久保田正也(ヨガ・マントラ):
Rama Krishna, Ramana Maharshi, Yoga Nandaなどのインド聖人に傾倒しながらYogaを探求。 1981年に初渡印以来インド全土を廻り、最近では1994-5年にかけて北インドSwami
Satyananda ParamahamsaのYoga AshramにてKriya Yogaをはじめ各種Yogaを学ぶ。現在はMantra
Yoga, Yoga Nidraを通して指導、平和の祈りを行っている。 |
14:10〜 |
舞踊家、浜中洋美が指導するバリ舞踊教室のメンバーより構成されるバリ舞踊グループ。自主企画の発表会のほか、国際交流のイベントに参加してバリ舞踊を披露。
プスパは「花」、ラトナは「宝石」を意味します。 花のように美しく、宝石のようにきらびやかに踊れるように、そしてレゴン(代表的古典舞踊)をこの世にもたらしたといわれる伝説の美女、ラトナニンシィからその名をとりました。 |
14:55〜 |
日本で韓国の打楽器を学んでいた者が、本場のプンムルに出会い、ピルポン(筆峰)にたどり着いたのが始まりで、ウリトを創立することになりました。以来10年、日本人・在日韓国・朝鮮人、韓国人留学生や社会人が一緒になって筆峰のプンムルを楽しんでいます。 |
15:30〜
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村上功 : 1970年生まれ、5歳の時に和太鼓に魅了され、松田徹氏に師事。 1993年に陸前高田和太鼓フェスティバル創作太鼓コンクールで文部大臣奨励賞受賞。 1995年、佐渡にて日本伝統芸能を学び、アメリカツアーなど。 基本の三つ打ちをベースに、独特のバチさばきでパワフルに打ち込む姿は「壮大な空、大地」を感じさせる。 他には類を見ないスタイルで、伝統芸能や創作をも超越し、人間の可能性を和太鼓で表現。 高田淳 : 1974年生まれ。7歳より和太鼓を始め、93年マリンバ、ピアノ、花火写真家などと共演。 98年より井上智彦と「太鼓Dodanpa」を結成し、海外をはじめ、全国で活動。またソロリストとして活躍の場を広げ、繊細でパワーのある演奏は観客を魅了し、今注目の和太鼓奏者である。 |
※午前中、大船駅前をチンドンで宣伝します。 ●早稲田大学わせだ風街宣伝社(ちんどん・大船駅周辺 5名)
出店団体一覧
インド政府観光局 |
インド政府観光局が出店。インドについての観光情報について詳しく説明いたします。 |
アショカ |
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ネパーリ・バザーロ (喫茶コーナー) |
ネパールを中心としたアジア諸国の、ハンドクラフト製品や食品の企画、開発を行い、継続的に輸入を続けることにより、現地での就業の場を拡大することを目指すフェアトレードショップ。1992年設立。 立場の弱い人々、女性、子供の自立を支援し、貧困の課題改善に取り組んでいます。 市民団体・ベルダレルネーヨの活動から生まれました。 ネパールコーヒー、マサラティーを提供するカフェ、フェアトレード販売などを行います。 |
横浜ベトナム人会 (軽食コーナー) |
ベトナムの伝統的な麺料理と、揚げ物をご用意します。 ベトナム揚げ春巻(チャージョ)、生春巻(ゴイクゥン)、鶏肉ラーメン(フォーガ) |
WEショップジャパン (リサイクルショップ) |
アジアの女性たちの支援をめざすNPO「We21ジャパン」のリサイクルショップ(いそご、藤沢、港南)です。店舗は心あるボランティアで運営し、収益金は支援に当てられます。生活者、市民の皆様の小さな思いやりを、大きな支援につなげていき、地球市民としての参加と責任を果たします。 |
イーサン食堂 |
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韓国料理ミクニ (石焼ピピンバ、韓国雑貨) |
あつあつの石焼ピピンバをご用意いたします。その他、韓国雑貨、小物類を展示・販売いたします。 |
朝鮮料理屋台 (チヂミ) |
おなじみの朝鮮風お好み焼きです。 |
法務相談 |
行政書士 芳谷大介氏による無料法務相談のコーナーです。(在留許可・国際結婚・帰化など)
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昨年(2000年)第2回「ゆめ観音」レポート
2000年のゆめ観音 アジアまつりの模様をここに掲載いたしています 。 |
The host organizations : Ofuna Kannonji &
Soto Zen International
主催/ゆめ観音実行委員会(大船観音寺・SOTO禅インターナショナル)
For details, call 0467-43-1561 (Japanese only) , e-mail kameno@off.ne.jp
(English or Japanese).
問合せ先/大船観音寺 0467-43-1561(松山典生)・ SOTO禅インターナショナル
045-843-8842 (亀野哲也)